積立投信の実績を公開します。
こんにちは。
今回は前回の続きで、今までの私の投資の軸になっている積立投信について
唯一続いている積立の実績を公開したいと思います。
まず最初に積立を始めたのは以前勤めていた銀行で、
とてもリスクが高く値動きが激し投信をしばらく積立しては、
利益が出たら解約を繰り返し、積立のメリットをあまり活かせない運用をしていたと思います…。
せっかちな性格もあって、利益が出るとすぐ解したくなってしまい、
ゆっくりじっくり、というのができなかったんですね。
周りにもわりとそういう運用の仕方をしている人がいたので、
自分もその波に乗ってしまったところもあったと思います。
その当時からもう少し、長期投資に目を向けていれば、
今頃もう少し資産が蓄えられていたのかもしれません。
もったいない…。
今の若い人には、5,000円でもいいので長期的に積立投資をすることを強くお勧めしたいですね。
そんな私でも、ひとつだけ積立が続いている投信があります。
「セゾン投信」です。
今では1000円とか500円とかから積立できる投信があるみたいですが、
当時は購入価格10,000円から、というのが通常で、積立も同様でした。
しかし、若いこともあってそんなに給料も高くなく、
遊びにも行きたいし月々10,000円を毎月はちょっと痛いな…というときに
月5,000円からできる積立はとても魅力的でした。
ちなみにセゾン投信では2ファンドしか展開していません。
私はセゾン・グローバル・バランスファンドに積立していますが、
本では資産形成の達人ファンドを勧めていたと思います。
私が資産形成の達人ファンドを選ばなかったのは、どちらかというとグローバル・バランスファンドのほうがリスクが高く値上がりが期待できそうかな、と思ったからです。
たぶんどちらを選んでもいいラインナップだと思います。
余談ですが、退職してから楽天証券で確定拠出年金をしていますが、
その運用には資産形成の達人ファンドを組み入れています。
確定拠出年金については、また次の機会にじっくり触れたいと思います。
その投信を知ったのは前回ご紹介したこちらの本で紹介されていたからで、
実際はそれを鵜呑みにして実行しただけなんですけどね。
ただ、「長期で投資をする」「ランニングコストを最小限にする」という点は
とても納得できましたので、素直に始めてみよう、と思ったのです。
始めてみて、運用実績や社長の考え方なども徐々に知っていくことができ、
今ではとてもお気に入りの資産形成方法になりました。
今書類を確認したら、最初に口座開設をしたのは2009年6月でしたので、だいたい8年くらい続けていることになりますね。
残念ながら今は無職なので積立はストップしていますが、
運用は今の続けています。
8年の間、収入に応じて5,000円にしたり10,000円にしたり、積立金額は変動していますが
コツコツずーっと続けてきました。
その成果がコチラ。
投資金額66万円に対して、約244,000円プラスになってますね。
約37%増です。
8年間ですから、年利にすると4.6%くらいですかね。
結構いいんじゃないでしょうか。
個人的には満足です。
始めた時期もよかったんだ思いますが、
残高がマイナスになったところを見たのは始めてから1年以内の時だけで
あとはプラスで推移していたと記憶しています。
これは長期投資、割り切っていたので、
残高がマイナスになっても動じることなく経過が見られたのです。
なぜなら積立の場合、残高がマイナスということは今まで自分が買っているタイミングよりも
低い価格で買い付けができるからです。
つまり今まで買っている価格よりも安い時に買える。
そして価格が安いのでたくさんの口数が買える。
これは投信が値上がりしたときにとても有利に働きます。
これがドルコスト平均法、とよばれる投資手法ですね。
(ドルコスト平均法について詳しくはこちら。※外部リンク)
前述の本の中にもありましたが、
積立投資の鉄則は「長期投資だと割り切る」「相場に一喜一憂しないこと」です。
「お盆とお正月以外残高のチェックはしない」と本にはありました。
私はその教えを忠実に実行し、
気になっても我慢して残高チェックをしないでいたら、
自然とあまり気にならなくなってきました。
セゾン投信のサイトにログインするのは、住所変更などの手続きが必要な場合や、
積立金額を変更する場合だけとし、
ログインが面倒になるよう、IDとPWが書かれた紙はちょっと取るのが面倒な場所に保管しました。
それが功を奏したのか、着実に資産が増えています(^^)
これから先、また株価の暴落があるかもしれませんが、
その時は迷わず積立再開をして安い時に買う!という判断をするでしょう。
そのくらい、セゾン投信だけは長期で続けていきたいと思っています。
セゾン投信には子供口座があるので、子供が生まれたら、
子供のためのお金はそちらで積み立てようかなとすら思っている良ファンドだと思います。