【読みました】マンガでわかる最強の株入門
こんばんは、こまめです。
まいにち寒くて、冬になったらこれ以上寒くなるのか、と
恐れながら過ごしています。
今日も株のお勉強。
読んだ本はこちら。
先に感想を言いますと、
私、ほんとうに、なんとなーく、株を始めようとしていたんだなということが
よくわかった本でした。
チャート見て、あがりそうな株みつくろえばいいのかなぁ?くらいに思ってて…
あとはやってくうちにわかるだろうと思っていたんですが危ない。
この本で基礎から勉強できてよかったです。
「マンガでわかる」というハードルの低さがまたうれしいですね。
こういうシリーズは、思わず手に取ってしまいます。
堀江さんのカバーも効きました。
せっかくなので、また勉強したことをアウトプットします!
株の儲け方
株で利益を出す方法は3種類。
①値上がり益(=キャピタルゲイン)
低いところで買って、高いところで売り、その差額を利益とすること
②配当
保有している際に企業からもらえる
③株主優待
お米とか、お肉とか、商品券とかがもらえる
→私は値上がり益のみを追求しようとしていましたが
配当も優待も立派な利益なんですね!
なぜ株の値段は上がるのか?
×業績がよくなるから→○業績があがると「ほしくなる」から
(下げの理由=×業績が悪くなる→○業績が悪くなると「手放したくなる」から
つまり会社の業績自体が原因ではなく、投資家の心理によって株価は動く。
→ここは十分理解しているつもりでしたが、
改めて、株価は会社自体よりも投資家の心理が反映すること、
覚えておかねばなりません。
それを忘れると、「業績はあがっているのになんで株が下がる!?」とか
混乱してしまいそう。
投資家の心理が経済を動かす、と考えると、ちょっと面白くなりますね。
銘柄の選び方
①板情報を見る
売り数量:売り板→厚いと下落しやすい
買い数量:買い板→厚いと上昇しやす
②ファンダメンタルズ分析をする:会社の業績や景気などの情報を調べて株価を予測
③テクニカル分析をする:チャートの動きだけを見て株価を予想
→板情報は、見たことなかった…
でも、投資家が売りたいと思っているか買いたいと思っているか
わかりやすい判断材料かもしれませんね。
もちろん鵜呑みにはできないですが。
③のテクニカル分析が、私がイメージしている物だったのですが
どちらかというと短期売買で利益を上げたい人向けということだったので
中長期で資産を増やしたい私に向いているのは②かなぁ、と思いました。
②と③については、チャートの見方やローソク足について、
買いシグナルと売りシグナルについても詳しくわかりやすく説明がついていたのですが
細かい話になるのでここでは割愛します。
興味深かった話
①イナゴについて
煽り屋:特定の株の売買を株価を誘導する目的で煽る人
イナゴ:煽り屋に乗って株を買う人
イナゴが多いほど株価が上がるのであえて乗る作戦もあるが、ネットの情報はうのみにせず自分でどれを買うべきか判断することが必要
→イナゴ投資家って、経済雑誌とかでよく見るワードだったんですが
ぼんやりとしか意味知らなかったので解説してくれてへぇー!となりました。
この本も、主人公が最初はイナゴで利益をあげていたんですが
煽り屋に乗って損をしてしまうところから始まります。
この本読んでなかったら、たぶん私もそうなってた…
②「頭としっぽはくれてやれ」という格言
一番低いところで買って一番高いところで売るのがもちろん理想だけど
それを予想するのは難しい。
チャートを魚に見立てて、
上がり始め(しっぽ)と頂点(頭)の間の身の部分だけ利益が出せれば十分、という
判断基準のこと。
→これも難しいんですよね。
買い時と売り時の話ですが、
最大の利益を取ろうとして底辺と頂点を予想して買うと
損になってしまうこともあるよ、と。
心理の話で、上がっている時はまだ上がるかも、と思って売れない。
上がり終わって下がった時は、株価が一番高かった時のことを考えると
もう少し上がるかもと思って売れない。
結果、かなり下がった時に売るしかなくなる、ということは
ありがちだと思います。
自分なりの売買シナリオを作って、
これくらい利益がでたら儲けもの、という冷静な気持ちで
株の売買をすることが大事になりそうです。
読んでみて
株はそんなに簡単なものじゃない!とか
勉強しないと利益はでない、とか
こないだ読んだ藤川さんの本にも書いてあることばかりでした。
株の勉強をせずになんとなく始めていたら
たぶんビギナーズラックくらいの利益は出たかもしれませんが
伸び悩んでいたと思います。
なんとなくのチャート分析だけで買うのではなく
しっかり会社のことを勉強してから銘柄選ぼうと思います。
次に本屋さんに行った時こそ
四季報を買ってこよう!