マメじゃないこまめの考えごと

アウトプットが苦手なわたしの、考えごとを綴ります。やっている資産運用のことやこれからの投資のこと、読んだ本のこと、妊娠生活のことなど諸々。いつかしっかりブログ運営をするために、今はとにかくアウトプットします!現在35歳の専業主婦です。夫婦二人と息子一人、猫一匹で暮らしてます。

【稽留流産の記録】手術当日。

手術当日。

午前6時からは絶食で、飲み物もNGだったので

とにかく乾燥していたので起きてしまった4時から6時までにこまめに水分補給をしていた。

 

6時半頃、

看護師さんの巡回(?)。

体温と血圧と、体調について聞かれる。

そのとき、「手術の時間は決まっていないけど、術前になったら点滴をうちに来るから、そうなったらすぐだからね。」と教えてもらう。

開始時間によっては、退院が夕方頃になってしまうかも。とのこと。

 

8時頃

夫が到着。

その頃には睡眠不足で私もうつらうつらしてしまっていたので

眠い・・・しか話していない気がする。

隣県の実家から来る母が到着する時間が近づき

駅まで迎えに行くため、夫は一旦外出。

 

9時半頃

点滴をうちに看護師さんが来る。

何時頃始まりますか?と聞いたら、

「もうすぐですよ」とのこと。

夫にメールでもうすぐはじまるみたい、と伝え、

しばらく横になっていると夫と母が来た。

もうすぐだって、と伝え、しばらく話していると、

呼ばれた。

10時頃だったと思う。

「じゃあ行ってくるからね」と二人に告げ、

診察室へ。昨日処置したところと同じところ。

 

生理用ショーツとナプキンを持ってくるように言われていたので、

看護師さんに渡す。

いつもの内診台にあがると、足を固定された。

そうしているうちに先生登場。

「眠れた?」

「あまり眠れませんでした」

「そっかー・・・」

という簡単な会話をして、

「今から薬入れるから、ちょーっと点滴してるところ、ビリビリしてくるからね」と先生。

麻酔とは言わなかったのでその時点ではなんだかわからなかった。

何種類か薬を入れて、

「ビリビリしてきた?」

・・・そんな早くビリビリしないでしょ、と思っていたら・・・

い、痛い!!!!

ビリビリどころじゃない!

腕が焼けつくような痛み。

「してきました・・・」

「これね、薬のせいだからね、ちょーっと我慢してね」

ちょっと?ほんとにちょっと?

思いながら天井を見上げていると、

なんかちょっとぼやけてきたような・・・

「ぼーっとしてきた?」

「はい・・・」

その瞬間から、記憶がない。

麻酔中、幾何学模様がぐるぐるしている、という表現をしていた人がいたけど、

私もそんな感じ。

幾何学模様が大きくなったり小さくなったりしている感じ。

でも、気持ち悪い感じではなかった。

 

次の記憶は、病室だったのか処置室だったのかわからないけど

「あれ、パンツはいてる」という、感触が最初だった。

パンツはいてるってことは、終わったんだ。と思った。

でも、その後は断続的に、名前を呼ばれる声がしたり、

「喉乾いた」「おなか痛い」と自分が母に言っていたり

「今何時?」と聞いたり、

という記憶はある。

何時間眠ったのかわからないけど、

家族としっかり会話し始めたのはお昼過ぎ位だと思う。

 

しっかり会話ができて、麻酔が切れたら飲み物を飲んでいいと言われて、

とにかくカラカラに喉が渇いていた私はそれを聞いて完全に起きることに。

それがなければもう少し眠れたと思う。

水を飲んだら、だいぶ落ち着いた。

寝ていた時にはおなか痛いと思ったけど、

痛みはほとんどなかった。

麻酔がまだ少し効いているのか、体を起こすとふらふらする。

このふらふらが治ったら、食べ物も食べていいし、診察をして退院になるそう。

 

水が飲めるようになってから、30分くらいして、看護師さんが来た。

「どうです?歩けそうですか?歩けそうなら一度、トイレにでも行ってみましょう」とのこと。

麻酔が覚めてから最初に歩くときには必ず看護師さんの同行が必要らしい。

倒れてしまう心配があるからみたい。

 

まだ歩くのには不安があったけれど

ベッドでいる分にはふらふらしなくなってきたので、一度立ってみることにする。

立った瞬間、立ちくらみのようなのが一瞬あったけど、歩けそう。

ということで、5mくらい先のトイレに行くことに。

点滴をまだしていたので、カラカラと点滴を引いて、

逆の腕は看護師さんに持たれて。

さすがにまだふらふらする。

だけど倒れるほどではない。

ただ、若干気持ち悪くなる。

 

トイレで用を済ませ、再びベッドへ。

「物が食べられるようだったら、軽い昼食用意してありますからね」と看護師さんに告げられる。

食欲はあまりないけれど、落ち着いたらもらいます、と答えてまたベッドで休む。

その30分後くらいに、昼食を出してもらった。

食パンと、牛乳と、ゼリー。

食パンは2枚あったけど、1枚も食べられなかった。

まだ麻酔から完全に覚めきっていないのか、

頭をベッドにつけていないとたまにクラッとする。

 

食事が終わってしばらくした頃、術後の診察で呼ばれた。

再び内診台で先生に診察してもらう。

ただ診察してもらうだけだと思いきや・・・

診察中、突然先生が看護師さんに「タイバンカンシ取って」と言った。

なにやらわからないけど、何か身の危険を感じていると、

突然激痛!

痛みを感じたのがわかったのか、先生は

「痛いねー、ちょっと我慢してねー」

だから、痛いのがくるなら先に言ってほしい・・・

たぶん、子宮内に残っていた何かを取り出したんだと思う。

時間にしたらたぶん10秒くらいだったと思うけど

痛かった・・・。

 

診察が終わって、先生と話。

何を言われたか正確には覚えてないけど

手術は無事終わったこと、しばらく出血が続くと思うけど心配しないで、ということ、

完全に取りきったわけではないので、子宮収縮剤を出すこと、それによって、出血だけでなく、何か違うものが出てくると思うが驚かないでほしいこと、を話され、退院許可が出た。

 

そのあとは、看護師さんから術後の生活についての説明。

看護師さんから、今日処方される薬についての説明も受けた。

子宮収縮剤は、まだ体内にある異物を出そうとする子宮の動きを促進するものなので、

痛みを伴うことがあると。

それは生理痛のような痛み。

でも頑張って飲み切ってね、と言われた。

もしどうしても我慢できなければ、鎮痛剤飲んでも構わない。とのこと。

薬剤師さんから子宮収縮剤(メテルギン)の処方。

医療事務さん(?)から請求書をもらい、病室を後にした。

料金は33000円くらいだった。

 

帰るころにはしっかり歩けるようになっていたけど、

まっすぐ帰って、この日はすぐに就寝。